内容説明
家族のための身近な法律をわかりやすく解説!「普通の市民」が、「普通の生活」をする上で、知っておきたい「家族法」の基礎知識が満載!日常生活に密接に関係した法律。でも案外、知られていない、誤解も多い。「知りたいこと」「わからないこと」がよくわかる本!
目次
第1章 民法(家族法)をめぐって(家族と親族;最近の民法等をめぐる動き ほか)
第2章 相続(相続税改正;相続の開始と概略 ほか)
第3章 遺言(終活問題;遺言とエンディングノート ほか)
第4章 結婚・離婚と親子関係(婚姻と戸籍;多様化する家族 ほか)
第5章 成年後見(成年後見制度とは;成年後見人の役割と仕事 ほか)
著者等紹介
長橋晴男[ナガハシハルオ]
特定行政書士、宅地建物取引士、相続コンサルタント。1948年生兵庫県朝来市(旧 朝来郡生野町)出身。立命館大学法学部卒業、憲法(社会保障と国家)専攻。職歴:社団法人(現 公益社団法人)京都保健会勤務、同法人理事、総務部長。長橋行政書士事務所開設、相続・遺言など「家族法」関係を専門とする。現在:京都府行政書士会会員。会報編集委員長、第3支部副支部長等歴任。一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター会員
浅野則明[アサノノリアキ]
弁護士(京都第一法律事務所所属)。1984年3月京都大学法学部卒業。1986年4月京都弁護士会弁護士登録。京都第一法律事務所入所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zero1
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法律が男社会の国会で作られるにしても、女性が家族法について知らずにいることが多すぎはしないか?女性だけの再婚禁止は15年に最高裁で不当に長い部分が違憲と判断。翌年100日に改正された。この改正を知らない女性は実に多い。また、婚外子の遺産相続権が半分なのも改正された。夫婦別姓や遺言、エンディングノート。相続や同性婚や散骨に至るまで分かりやすく解説。後になって「知らなかった」では済まない。基本的な法律は知っておこう。役立つ本なのに今までレビューが無いというのがもったいない。2019/07/25