内容説明
医療者や社会からの“断絶処方”ではなく、診断後すぐのリハビリと積極的な障害支援によって、今まで通りの日常生活を送れるように。不治の病とあきらめることなく闘い続け、前向きに生きることが、認知症の進行を遅らせ、知的能力、機能を維持できる!49歳で若年認知症と診断された私が認知症の立場から、認知症のすべてを書いた本!
目次
どうして私が、どうしてこんなことに、どうして今?
若い頃
私の脳に一体何が起こったの?
病気、悲しみと積極性
認知症の電車と小さいことを気にしないこと
ありがとう、リチャード・テイラー
認知症への反応―あなたの、私の、他者の
不信の負担
若年性認知症と診断される
若年性認知症がある人の子どもたち〔ほか〕
著者等紹介
スワファー,ケイト[スワファー,ケイト] [Swaffer,Kate]
オーストラリア在住、58歳。2008年、49歳で認知症と診断された。認知症病棟の看護師、オーナーシェフなど多彩な職歴をもち、診断後、認知症当事者による権利擁護活動を開始。2014年に当事者だけの国際認知症同盟(DAI)を共同設立、議長となる。2015年には認知症がある人として初めて国連の世界保健機構で講演、当事者の権利を訴えた。認知症と高齢者ケアの権利擁護者、活動家。作家、国際的講演家。オーストラリア・アルツハイマー病協会認知症諮問委員会会長
寺田真理子[テラダマリコ]
長崎県出身。幼少時より南米諸国に滞在。東京大学法学部卒業。日本読書療法学会会長(日本読書療法学会)、日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。著書や訳書、全国各地での講演活動を通じて認知症のパーソンセンタードケアの普及に力を入れている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田中峰和
Go Extreme
huyukawa