内容説明
「経済成長型・参事便乗型の創造的復興」ではなく、「人間(住民)・地域本位の復興」を重視。政策的、制度的な側面に焦点をあてながら複眼的な分析アプローチで、地方行財政分野を中心に幅広いテーマで迫る!研究蓄積では十分とは言えない岩手に焦点を当てた、研究・運動の側面から迫る、貴重で総合政策的な分析・論考!
目次
第1部 東日本大震災からの復興における暮らしと仕事(復旧・復興の概況とコミュニティ・自治体;震災復興コミュニティビジネスの現状とその持続可能性;岩手県立病院の再建―2012・13年度を中心に;岩手における漁業協同組合の先進事例;岩手漁業の再建と漁業協同組合)
第2部 東日本大震災からの復興における岩手の自治体行財政(市町村の震災対応財政―2011・12年度を中心に;市町村の行政運営と職員不足問題;県の震災対応行財政―2011~13年度を中心に)
著者等紹介
〓田但馬[クワダタジマ]
1973年京都府生まれ。1996年立命館大学法学部卒業。2003年立命館大学大学院経済学研究科博士課程期間満了退学。2007年経済学博士(立命館大学)。専門は財政学、地方行財政論、地域経済論。東北文化学園大学総合政策学部講師を経て、2007年より岩手県立大学総合政策部講師、2010年より同准教授(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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