内容説明
無資格の保育担当者2人と17人の子どもたちが過ごす認可外保育施設で起こった「うつぶせ寝」死亡事故。裁判を通して明らかになった事実から、本来の「保育」とは何かを考える。
目次
第1章 ラッコランド京橋園乳児死亡事故裁判(真実を明らかにするために―「支援する会」の取り組みを通して;保育事故裁判の課題と控訴審判決の意義)
第2章 保育事故をくり返さないために―いま何が必要なのか(なぜ保育事故はくり返されるのか;保育事故に対する国・自治体の取り組み;子どもの命を守るために国や自治体に望むこと;「うつぶせ寝」の危険性と保育事故をなくす取り組み;楽しい保育の中の安全―0歳児保育での取り組み)
著者等紹介
平沼博将[ヒラヌマヒロマサ]
大阪電気通信大学准教授。専門は発達心理学、保育学。1971年生まれ
繁松祐行[シゲマツマサユキ]
弁護士、大阪弁護士会所属。1977年生まれ。京都大学法学部、京都大学法学研究科法曹養成専攻、卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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