内容説明
感覚統合の発達をわかりやすく解説。子どもの発達を促す感覚遊びに納得。画期的な保育士と作業療法士のコラボ!「ボール遊び禁止」「木登り禁止」など遊び環境の変化で、身体を使った遊びの機会が少なくなったなかで、保育士と作業療法士の感覚統合遊びで、子どもたちに育んでほしい力をつける。0~5歳、年齢ごとの遊び29例。
目次
1 感覚統合とは?(感覚統合とは;感覚について;感覚の感じ方;感覚の感じ方と脳の働き)
2 感覚統合の発達(感覚統合の発達;姿勢;眼球運動;身体図式;運動企画;巧緻動作;ことば)
3 保育活動―乳幼児期の感覚統合遊び(0歳児;1歳児;2歳児;3歳児;4歳児;5歳児)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
113
小学校の先生からよく聞く話ということで、授業中、椅子に座れない子が多いとか、疲れやすくすぐにダラダラする。鉛筆やお箸の持ち方が変という小学生が多いみたいです。それは世の中に便利な物が増えて、身体と頭を使わなくなったからであると言っています。それを遊びを通して感覚統合の観点から見ています。家でもできるような内容もあります。「この活動は子どもの発達におけるどの部分と関わりが深いのか」とまでは考察できなかった部分が、作業療法士と保育士がコラボすることで、具体的な保育の支援や工夫の仕方が分かります。2021/05/04
happy55703
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年齢に沿った感覚統合遊びの紹介。2021/08/21
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