内容説明
腰痛対策の厚労省ガイドライン改訂と具体的な移動介助、医療的ケア、人材養成・研修、福祉文化論、介護労働者へのメッセージなど、課題を総合的に提起。
目次
1 “ケース研究”ゆたかな生活と発達保障をめざして(生きる力が光になる―50周年を迎えたびわこ学園の実践から;西宮すなご医療福祉センターの実践から;高齢者・難病介護の実践から;未来につなぐ療育・介護労働―その視点と方法)
2 療育・介護労働のあゆみとこれからの課題(療育・介護労働のあゆみ;療育・介護に関わる政策・制度と運動的課題;療育・介護労働の文化と発達保障を考える)
著者等紹介
北垣智基[キタガキトモキ]
佛教大学福祉教育開発センター巡回指導講師
鴻上圭太[コウガミケイタ]
大阪健康福祉短期大学講師
藤本文朗[フジモトブンロウ]
滋賀大学名誉教授/日本科学者会議高齢者・障害者権利保障研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ねぼ
13
図書館本。重度障害者への支援について私は無知だとわかったのみ。要再読。2016/04/13
ゆう。
12
具体的実践から、療育・介護労働とは何か、理論的にも政策的にも学ぶことができる本です。重度の障害を抱え、コミュニケーションが困難に思える方でも、福祉労働者の働きかけに、その人なりにこたえていく姿は、どんなに障害が重くても発達はするのだ、それを保障する援助者の共感的共生的態度が必要なんだと学べます。療育・介護労働については、コミュニケーション労働論から分析がなされています。そこでは、一方通行的がケアではなく、相互にコミュニケーションを取り合うケアが福祉労働なのだとわかります。とても、良書だと思います。2014/11/18
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