内容説明
「仕事」「働くこと」を真ん中に本人、家族、専門職、地域がつながった!「支えること」「支えられること」の垣根を超えて―Q&A26項目と関係者の声を掲載した、わかりやすい“仕事の場づくり”の手引書誕生!
目次
1 藤本クリニックの「仕事の場」とは(藤本クリニックの「仕事の場」とはどんな取り組みですか?;「仕事の場」づくりに取り組もうと考えたのはなぜですか? ほか)
2 「仕事の場」と病気(認知症)との関係(脳をバリバリ使って働いている若い人でも認知症になるのですか?;「仕事の場」に参加している人は、認知症のどんな段階の人ですか? ほか)
3 「仕事の場」の実際(「仕事の場」の取り組みはどんなふうに行われているのですか?;日程や時間などはどうやって決めたのですか? ほか)
4 「仕事の場」に至る経過(「仕事の場」について本人・家族はどう受け止めましたか?;作業の内容を内職にしたのはなぜですか?またそれをどのように探したのですか? ほか)
5 「仕事の場」の課題と展望(「仕事の場」の取り組みは専門医療機関だからできるのではありませんか?;どんな公的な支援があるのですか?利用できる制度などがありますか? ほか)
著者等紹介
藤本直規[フジモトナオキ]
医療法人藤本クリニック理事長・院長。医師、医学博士。日本認知症学会専門医、日本神経学会認定専門医、日本老年医学会老年病専門医。1952年岡山県生まれ。1978年京都大学医学部卒業。1990年に県立病院にもの忘れ外来を開設し、一〇年間チーム医療を行った。1999年4月にもの忘れクリニック(医療法人藤本クリニック)を開院し、スタッフとともに外来診療、往診、心理教育、相談・指導活動、地域連携、行政へのアドバイザーなどを行っている
奥村典子[オクムラノリコ]
医療法人藤本クリニックデイサービスセンター所長。看護師、日本認知症ケア学会認定認知症ケア上級専門士。2000年4月から藤本クリニックに勤務。認知症専門デイサービスセンター所長として、高齢者認知症専門デイサービス、若年・軽度認知症自立型デイサービス「もの忘れカフェ」などに従事。2005年から滋賀県の委託により、もの忘れサポートセンター・しがで、家族、介護専門職、ケアマネジャー、地域包括支援センターなどからの電話・面接相談や介護事業所への現地相談を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。