内容説明
高齢者・若年層・子育て層の居住支援を重点に、民営化へ進みつつあるUR団地を公的に再生し、地域社会づくりに活用する仕組みを提起。
目次
第1章 賃貸住宅供給の現状
第2章 都市再生機構の果たしてきた役割
第3章 都市再生機構の民営化と団地再生の実態
第4章 高齢者と子育て居住支援は喫緊の課題
第5章 UR団地活用による高齢者と子育てへの居住支援
第6章 居住者参加の団地再生―「香里団地」と「多摩平の森」の比較
第7章 UR団地再生のあり方
第8章 都市再生機構(UR)から住宅再生機構(HR)へ
付章 公共賃貸住宅を「社会住宅」に地域統合・再生する
著者等紹介
増永理彦[マスナガタダヒコ]
神戸松蔭女子学院大学人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科教授。1947年生。京都大学大学院工学研究科修士課程建築学専攻修了。博士(学術)。一級建築士、インテリアコーディネーター。1973年日本住宅公団大阪支所入所。1997年住宅・都市整備公団退職後、神戸松蔭女子学院短期大学生活造形学科教授。2008年4月より現職。熊本県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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