内容説明
民間会社倒産で閉鎖の宿泊保養型施設の指定管理を受け再生。新たな雇用を生み出し、半年で4万人が訪れ、地元の食材をふんだんに使ったランチバイキングには行列ができる!深刻な財政困難の中でも、やる気ある福祉、農業、中小企業など、住民の力、行政の積極的な施策と連携、地域再生、活性化の取り組み。
目次
第1部 「リフレかやの里」再生―よさのうみ福祉会と行政・地域の連携(丹後に障害者の働く場があれば―夢の芽;労働生活施設をつくる運動のなかで―夢の蕾;よさのうみ福祉会の新たな挑戦―夢の花;障害がある人もない人も―夢の実)
第2部 なぜいま行政と福祉法人との連携か(座談会)(野田川共同作業所の開設と行政の支援―一九七九~九〇年代;労働生活施設づくりの運動と「七人の有志」―九〇年代前半;見えない姿が見える姿に―九〇年代後半;障害者の実態から必要に迫られた事業展開―二〇〇〇年代前半;与謝野町「安心どこでもプラン」の後押し―二〇〇〇年代後半;なぜそこまでできるのか―与謝野街の「身の丈」;「リフレかやの里」への挑戦―雇用の場をつくる大きなチャンスに;例のない地域共生型福祉施設―元気な法人のスクラムで実現;当事者の思いや願いが中心軸にある―困難でも揺らがない理由)
第3部 よさのうみ福祉会と与謝野町―障害者の発達保障と福祉のまちづくり(はじめに―「学校づくりは地域づくり」、与謝の海養護学校開設を出発点に;与謝野町の障害者福祉;よさのうみ福祉会の歩みと特徴;障害者の発達保障と福祉のまちづくりへの期待)
著者等紹介
黒田学[クロダマナブ]
1963年大阪市生まれ。立命館大学産業社会学部准教授。専攻:障害児福祉論、地域福祉論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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