内容説明
男性たちの介護体験が切り拓く新しい介護社会への提案!希望も絶望も喜びも負担もすべてないまぜた介護実態を広く社会に問う。
目次
応援メッセージ
1 困惑編 どこまでも続く、見えない明日
2 希望編 一人じゃない。苦しいことばかりじゃない
3 行動編 男性介護を支えるグループが、動き始めている
4 介護で孤立しないネットワークづくり
男性介護ネット資料編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
16
男性介護者の実態に関する新聞記事を引用し、そこにコメントを付けるという形式で構成された本である。要点は男性の場合、家事に不慣れであり、かつコミュニケーションが不得手であるため、人に相談せず、孤立したまま介護を抱え込んでしまうという傾向があるというところにある。実例を読んでいくと認知症を患った両親の介護のために離職したものの、介護に疲れて不整脈で倒れてしまう男性など、家族介護のシビアな側面が分かる。施設に入所する手続きをとる以前の家族介護で疲弊する介護者を支援する施策の充実が望まれる。2023/12/28
suechiyan74
0
私も、シングル介護になりそうなので、もっとスキルアップせねば!2014/09/09