内容説明
アスペルガー症候群の夫婦が、歯に衣着せずに教えてくれる―清潔や外見の初歩的なことから、男女交際、恋愛、セックス、避妊、感染症、性犯罪まで、自らの経験から実用的なアドバイスが満載。映画『モーツァルトとクジラ』の原作者が贈る「性と恋愛」のバイブル。
目次
目に見えない下準備の年月
みんなが性に目ざめるころ
家庭での性教育
見栄を張らずに、楽しいデート
ぼくたちのお得な点・困った点
セックスと感覚の特異性
「片想い」と「病的な関係」
男性とステキなおつき合いをするために
女性とステキなおつき合いをするために
避妊、感染症の予防、そしてきみたちの責任
少数派
性犯罪から身を守るために
成長の遅い人たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルキシュ
4
私の勉強にもなりました。小学生の娘に伝えたいのですが、どうしたらいいか分からなかったので読んでみました。 自分の体を大切に思うことと、メディアに振り回されていることが自分の課題かな。2015/11/17
Asakura Arata
2
ASDに限らず、すべての思春期の人に読んでもらってもよい。最後の二人のインタビューは参考になる。2011/02/01
ひつまぶし
1
あまり面白くなかった。アスペルガー症候群特有の事情もうかがえたが、多くはそうでなくても起こりうること、陥りうることが語られている印象を受ける。定型発達の世界への適応の仕方が書かれているわけだから、そんな印象を受けるのも当然といえば当然か。アメリカ社会の話だから分かりにくいというところもあるのかもしれない。日本社会を生きた人の経験談がまとめられたものも増えているが、性と恋愛というテーマの絞りかたがこの本のユニークさであり、必要性をアピールしているということか。巻末のインタビューはわりと読み応えがあった。2023/08/25
たく
1
☆☆☆2021/07/18
じょえる
1
とても興味深くて、一気に読破してしまいました。異性を理解し、尊重し、大切にするための具体的なアドバイス。とても参考になりました。2012/01/07
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