内容説明
並大抵でない学校現場の苦労。しかし、子どもは集団の中で理解され、「安心感と安全感」を得られたとき、大きな成長を遂げる。小・中学校での実践と分析で成長や変化の到達点を考え、子どもや集団づくり、教育指導のポイントをわかりやすく解説。
目次
第1部 高機能広汎性発達障害とは(文科省の高機能自閉症の判断基準試案;その他の特徴;高機能広汎性発達障害のタイプ ほか)
第2部 実践編・発達障害といじめ・暴力(桃子との波乱の日々―桃子の苦しみと生きづらさ;パニックでしか表出できない生きづらさへの共感的理解を―村中実践を読みひらく;ふぶきのあした―ワタリの自立へのあゆみ ほか)
第3部 高機能広汎性発達障害の子どもに対する教育実践の留意点(個別指導の課題;集団指導(「子ども集団づくり」)の課題
保護者との共同の課題)
著者等紹介
楠凡之[クスノキヒロユキ]
1960年大阪生まれ。1989年京都大学教育学研究科博士課程満期退学。1992年北九州市立大学文学部に専任講師として赴任。1994年より北九州市立大学文学部人間関係学科助教授、2002年より同教授。現在、全国生活指導研究協議会指名全国委員、北九州子育て支援と子ども文化ネットワーク代表、日本生活指導学会理事。専門は臨床教育学(子どもの人格発達と教育指導)、家庭援助論
大和久勝[オオワクマサル]
1945年東京生まれ。1968年早稲田大学教育学部卒業。2005年3月まで東京都小学校教諭。現在大学講師、全国生活指導研究協議会常任委員会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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みゃーこ