シリーズ現代の教育課題と集団づくり
発達障害といじめ・暴力―自己肯定感を育む子ども集団づくり

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784863420052
  • NDC分類 378
  • Cコード C0037

内容説明

並大抵でない学校現場の苦労。しかし、子どもは集団の中で理解され、「安心感と安全感」を得られたとき、大きな成長を遂げる。小・中学校での実践と分析で成長や変化の到達点を考え、子どもや集団づくり、教育指導のポイントをわかりやすく解説。

目次

第1部 高機能広汎性発達障害とは(文科省の高機能自閉症の判断基準試案;その他の特徴;高機能広汎性発達障害のタイプ ほか)
第2部 実践編・発達障害といじめ・暴力(桃子との波乱の日々―桃子の苦しみと生きづらさ;パニックでしか表出できない生きづらさへの共感的理解を―村中実践を読みひらく;ふぶきのあした―ワタリの自立へのあゆみ ほか)
第3部 高機能広汎性発達障害の子どもに対する教育実践の留意点(個別指導の課題;集団指導(「子ども集団づくり」)の課題
保護者との共同の課題)

著者等紹介

楠凡之[クスノキヒロユキ]
1960年大阪生まれ。1989年京都大学教育学研究科博士課程満期退学。1992年北九州市立大学文学部に専任講師として赴任。1994年より北九州市立大学文学部人間関係学科助教授、2002年より同教授。現在、全国生活指導研究協議会指名全国委員、北九州子育て支援と子ども文化ネットワーク代表、日本生活指導学会理事。専門は臨床教育学(子どもの人格発達と教育指導)、家庭援助論

大和久勝[オオワクマサル]
1945年東京生まれ。1968年早稲田大学教育学部卒業。2005年3月まで東京都小学校教諭。現在大学講師、全国生活指導研究協議会常任委員会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みゃーこ

47
2007年から文科省が提唱してきた支援教育は通常学級に在籍してきたがゆえに支援対象外とされてきた発達障害を含む幅広い支援の対象者が2005年発達障害支援法で定義されれたより広範囲の内容を含んで問題視し、学校生活で適切なケアを施すためにそれぞれに障害のタイプに合わせたきめの細かい対応を目指しているようだ。定義された発達障害のタイプには当てはまらないが心理、行動、情緒面でのサポートが必要な、分類不能なまたは生来的な、後天的な多様な問題をどうするのか?無理から分類するのも良くないし放置もよくない。2015/06/06

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