内容説明
日露戦争開戦の年、熊野・新宮の医師、大石誠之助はレストランを開いた。その名も「太平洋食堂」。大逆事件で獄死した彼の僧、高木顕明には娘がいた。苦界を生き抜いた女の半生「彼の僧の娘―高代覚書」
著者等紹介
嶽本あゆ美[ダケモトアユミ]
劇作家・演出家。メメントC主宰。日本劇作家協会会員。ADEF『表現教育花伝舎倶楽部』代表。1967年静岡県掛川市出身。武蔵野音楽大学卒業。劇団四季技術部、演出部を経て2003年よりフリーランス脚本家として活動。日本劇作家協会にて斎藤憐、福田善之、坂手洋二らに師事。ミュージカルから社会派ストレート・プレイまで幅広い作劇で注目を浴びる。第二十五回文化庁舞台芸術創作奨励賞現代演劇部門佳作受賞、受賞作「かつて東方に国ありき―堀田善衞『漢奸』より」。第十二回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作「ダム」。平成二六年度文化庁芸術祭演劇部門優秀賞受賞受賞作メメントC公演「ダム」(演出・藤井ごう)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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