リベラ・シリーズ
都市の舞台俳優たち - アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863390652
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C1036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shotaro I

1
社会学的理論はごめんなさい、よくわからなかったのですが……長期に渡る研究(取材)でしかわからない小劇場の実態が知れて良かったです2022/11/23

tsukamg

1
フィッシャー理論における、下位文化の非通念性を再考察する評論。資料として、小劇場の俳優たちの証言を使っている。非通念性とは、枠にはまらないとか、型破りとか、因襲に縛られないとかいう意味。下位文化は、サブカルチャーとしていいだろう。証言部分が地の言葉で生々しいため、ルポルタージュのように錯覚しがちだが、ルポとして読むと感情を逆撫でされる演劇人は多いはず。オレは演劇人だが、演劇をやる理由が、この本に出てくるほどベタではないなあ。2015/12/12

Naho Sotome

1
難しいのだけど、問題意識は非常に共感できた。都市部に15000人いるという小劇場関係者が、チケットのノルマに苦しみつつ、結婚や一人暮らしっていう壁なんかをどう乗り越えて行くか。(いや、あるいは乗り越えられないか)。ある劇団に密着して、学術的に、時にルポルタージュ風に職業としての演劇人を考える一冊。2015/11/05

Tan Tan

1
都内で活動している小劇場系舞台俳優の多くに当てはまる問題が書かれている気がします。 若い役者の人達は今後訪れる問題がわかるので読んでいまのうちから対策を講じてみたらいいんじゃないかなと思いました。2015/08/14

Mikio Katayama

1
「職業としての小劇場演劇人」の実情を浮き彫りにする冷徹なルポルタージュでもある。もちろん演劇とともに生きるということは、この著書の視点だけに集約されるものではないが、演劇で生きていくことの困難が生々しく記述・分析された非常に興味深い都市のエスノグラフィとなっている。WLに書評を書きたい。2015/07/04

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