質的社会研究シリーズ<br> 路の上の仲間たち―野宿者支援・運動の社会誌

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質的社会研究シリーズ
路の上の仲間たち―野宿者支援・運動の社会誌

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863390591
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C3036

目次

1章 野宿者支援・運動の世界へ
2章 勝ち取ることの背中―野宿者支援における「代行」の引き受け
3章 支援者からの撤退か、それとも…―野宿者支援における“応答困難”の現場から
4章 「当事者運動」と野宿生活の狭間
5章 野宿生活における「もめごと」
6章 野宿者をめぐる「依存する自立」のポリティクス
7章 協調の社会理論に向けて

著者等紹介

山北輝裕[ヤマキタテルヒロ]
1979年生まれ。関西学院大学大学院博士課程後期課程社会学研究科社会学専攻単位取得満期退学。日本大学文理学部社会学科准教授。博士(社会学)。専攻は社会問題の社会学、質的調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まつゆう

0
文体はどうも洗練されていない感があるが、しかしこれくらいの感じの方が野宿者支援の機微を伝えるにはむしろいいのかもしれない(断れば決して読みづらいわけでなく、むしろ読みやすい)。ホームレスの生き方に対して憧れも同情も何か躊躇いを覚える(偽善ではないのか、同情する心性こそ疚しいところがないか等々の感情が去来する)反面、全くフラットで無機質なつきあいをできる程に無味な体験でもないという体験から文章がつづられているようで安心できる。2016/12/09

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