内容説明
記念写真っていいなぁ。震災から10年が経った石巻。「いつ?どこで?」「誰と撮りたい?」。40組516人分の幸福写真。
目次
浜に嫁ぎました。(臨月を間近に控えて)豊嶋彩香・純・紬
にぎやかな藤田家へようこそ(石巻で3人目の出産)藤田信幸・芙由美・千穂・尚幸・和佳奈
忘れちゃう素敵な言葉(日曜日の昼下がり)増田雄二郎・真弓・英美子・早杜子・弓桔子
うみへあさへ(気仙沼の海と朝)土合和樹・真澄・うみ・あさ
昆虫が大好きな私たちのたからものくんへ(鹿島御児神社に七五三参り)松本裕也・舞・興
あっぷるじゃんぷ&あっぷるぷらすの君たちへ(年に1度の集大成)齋藤寛子
こころ19歳 ネイリスト志望(ひとり暮らしはじめました)布施こころ
この町で10年、この街と10年。(30歳の誕生日)島本幸奈
蓮と私の親子成人式(ふたつの20年)八重樫麻実・蓮〔ほか〕
著者等紹介
平井慶祐[ヒライケイスケ]
写真家/映像制作。1979年香川県まんのう町生まれ。「人生とまるごと関わる」スタイルで人間の写真を撮らせてもらい続けるフリーの写真家。カナダ遊学中に好きな子の一言で写真教室に通い始め現在に至る。負けず嫌いで無類のジジババッ子。心と心の距離が限りなくゼロに近い「人間の写真」を人間として撮らせてもらい続けたい。カンボジア、ネパール、内モンゴル、南アフリカ、どこに行っても人間と人間の関係が撮影よりも優先してしまう持ち前のおせっかいな性格で、地雷撤去、植林活動、地域活性化、国際支援や国際交流といった活動に首を突っ込む。「コミュニケーションツールとしての写真」を掲げ、撮影、展示、イベント企画、写真ワークショップ等を全国で開催。3.11に東日本大震災が起こり、4月から災害ボランティアNPOの記録広報係として被災地で活動。その後石巻に移住し、避難所で出会った海苔漁師との出会いがキッカケで現在は船酔いしない船上カメラマンとして水産業の撮影、動画制作などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。