感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
64
LGBT絵本。くまの国に住む小学生のりつは、可愛いものが大好きな男の子。いじめられたりつは、違う国に行くけれど、そこでも「違う」といじめられる。逃げ出したりつは、にじの国でねずみのチウに出合う。にじの国では、お互いの違いを認め合い助け合ってみんなが楽しく暮らしていた。ずっとここにいていいと言われたりつだったけれど、自分のくにに帰る決心をしたりつ。りつはお土産ににじの種をもらった。▽低学年でもわかりやすいストレート人権絵本。読み聞かせしやすい。児童支援担当先生からのリクエスト。2020/07/28
紫陽花と雨
19
表紙のくまの子を見てどう思いますか?『「りつ」はかわいいものが好きな男の子です』からはじまるお話。他の子たちから変なのと言われて悲しくなって居場所を探しに色々な場所へ行くけれど…。小学校の先生をしている知人からのおすすめ本。可愛い絵と多様性について考えるお話だけれど、そんなにかたくなくお話として読めるすてきな絵本でした。幅広い年代のたくさんの人に知ってもらいたい絵本です。2023/02/09
くろばーちゃん
3
人と違うってすてきなことだということを、わかりやすくやさしく示してくれる。得意なことがみんな違うから、それぞれが集団の中で輝ける。そして助け合える。人と同じがいいって気持ちはどこから来るのかな。同じものを好む人の集団は、違うものを排除しかねない。おそろしいことだ。2023/02/05
つばき
0
図書室2022/05/12
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