内容説明
「乳がん」と診断されて3年、彼女は「余命1年」と宣告される。しかし彼女の意識は、突きつけられた“死”にではなく、まだ残されている“生”の時間に向いていた。最後まで輝きたいと願う彼女の、新たな人生がここから始まった―わたしらしく生きられるの、あとどれくらい?「余命1年」と知った彼女は、自分の人生を輝かせ始める。
目次
第1章 二つのがんとの出合いから(私は末期のがん患者です;なぜか“先生”と呼ばれることに;親はなくても子は育つ)
第2章 語り継ぐ想い―この人生で学んだこと(家庭科教師として考えたこと;自立を願う;“子育て=個育て”って素敵)
第3章 娘からのプレゼント
終章 日記