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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
7
本書で鴨下信一が述べているように、向田邦子はそのデビューからホームドラマを書いていたのではない。時代の要請があって、彼女はホームドラマを書き始めるのだ。やがて時代が移り変わり、ホームドラマが廃れていったとき、しかし向田は、そのホームドラマにこだわり続ける。彼女にとって、家族とは、宇宙だったのではないだろうか。そこには、この世の事象のすべてがあり、つまりは無限のドラマがあった。時代が変わろうが、ホームドラマを描かないという選択は、そもそも向田邦子にはなかったのだ。(つづく)2011/11/08
マツコ
0
以前出ていたバージョンに、久世さんが作った主にお正月定番だったドラマの情報もたっぷり収録のお得版。主にこちらを見て育った人には喜ばしい。