内容説明
その男に会うために、私は約一〇年ぶりにアメリカはテキサス・ダラスに降り立った。その男の名は「カイル・バス」。世界金融の動きをくまなく見つめ、投資チャンスを虎視眈々と狙っている。リーマン・ショックの到来にもいち早く気付き、各界へ警告すると共に、自身は多額の利益を得た。そんなバス氏が今回、浅井隆に何を語ったのか。今後、世界は、そして日本はどのような運命の波に呑み込まれて行くのか?今、日本中が注目しているインフレ、為替の動向(円安)、金利の上昇…私たちの生活を左右するキーワードと情報が満載の一冊。今すぐ本書を元に今後私たちを襲う危機からあなたの生活を守っていただきたい。
目次
第1章 対談 カイル・バスvs浅井隆
第2章 カイル・バスの正体とは!?―第三次世界大戦から食糧危機までを予言する男(一〇年ぶりの再会;世界経済の破綻に賭けた男 ほか)
第3章 一ドル=一五〇円を突破する時代がやって来る(止まらない円安;円安が日本経済にとって“逆風”になり始めた ほか)
第4章 金利二%で日銀が破綻する(近付く“日銀の限界点”;田中角栄からの訓戒 ほか)
第5章 国家破産はかけ足でやって来る!!(どんな国家も破産する!;そしてこの日本も“必ず”破産する! ほか)
著者等紹介
浅井隆[アサイタカシ]
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。学生時代から経済・社会問題に強い関心を持ち、早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。一方で学習塾の経営を手がけ学生ビジネスとして成功を収めるが、思うところあり、一転、海外放浪の旅に出る。帰国後、同校を中退し毎日新聞社に入社。写真記者として世界を股にかける過酷な勤務をこなす傍ら、経済の猛勉強に励みつつ独自の取材、執筆活動を展開する。現代日本の問題点、矛盾点に鋭いメスを入れる斬新な切り口は多数の月刊誌などで高い評価を受け、特に1990年東京株式市場暴落のナゾに迫る取材では一大センセーションを巻き起こす。その後、バブル崩壊後の超円高や平成不況の長期化、金融機関の破綻など数々の経済予測を的中させてベストセラーを多発し、1994年に独立。1996年、従来にないまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二次海援隊」を設立し、以後約20年、その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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