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内容説明
本書は、公共図書館建築計画や地域計画の調査研究に利用者の視点から携わってきた著者が、図書館利用をめぐる評価の方法と課題を具体例に即して記したもので、地域社会の公共・公益施設の調査研究にも示唆的な生きた事例を提示する。
目次
第1部 公共図書館における調査方法の開発と展開(施設需要をどうとらえるか;図書館ネットワークの形成と展開;利用圏域による評価;利用フローから何を読みとるか)
第2部 大都市における公共図書館計画の評価(東京都23特別区における公共図書館ネットワークの計量化;ロンドン・カムデン区における図書館削減計画と市民運動;ソウル特別市における公共図書館機能の特性)
第3部 公共図書館の基本的機能論(21世紀を生きる公共図書館の機能について考える)
著者等紹介
藤谷幸弘[フジタニユキヒロ]
1941年7月京都市中京区壬生に生まれる。1966年3月京都工芸繊維大学工芸学部建築工芸学科卒業。1966年4月豊田工業高等専門学校建築学科就職。1992年5月工学博士(名古屋大学)。学位論文「大都市における公共図書館のネットワーク形成に関する研究」。2005年3月豊田工業高等専門学校を定年退官。現在、同校名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。