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内容説明
21世紀のスコットランドで発見され、アメリカへ運ばれた遺物には、14世紀の勇猛な戦士サーシンによって、あるまじないがかけられていた。そんなことは知らない23歳の美しい女性リサは、好奇心に駆られて遺物に触れる。そのとたん、彼女は700年の時を超え、サーシンのもとへ遺物ともどもタイムスリップしてしまった。自らの運命に唖然とするリサだが、いつしかサーシンに心を奪われていく。サーシンのほうも彼女の魅力のとりこに…。だが、彼は妖精アダム・ブラックにたいして、遺物とともに送られてきた人間は殺すと誓っていた!『ハイランドの霧に抱かれて』『ハイランドの戦士に別れを』の新鋭がまたもや放つ傑作ヒストリカル・ロマンス。RITA賞受賞作。
著者等紹介
モニング,カレン・マリー[モニング,カレンマリー][Moning,Karen Marie]
1964年、オハイオ州シンシナティに生まれる。インディアナ州のパデュー大学卒。『ハイランドの妖精に誓って』で、RITA賞受賞
上條ひろみ[カミジョウヒロミ]
神奈川県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんたん
1
前半はとても面白かった。ヒロインの性格も前向きで、責任感が強く好感が持てる。でも、ラストは疑問。そんなにあちらこちら全部をハッピーエンドにする必要があるかしら。世の中、そんなに甘くないと思うが、おとぎ話として読めば、これで最高のエンディングなのかもしれない。でも、タイムトラベルの影響は、こんな大々的にやらかしても大丈夫なのかちょっと心配。2014/05/29
める
1
アルマンが死ぬあたりまでは面白かったけど…。中世や騎士について造詣が深いなら、時には見せしめとして残酷なことをしなければならない事も知っているはずでは?綺麗事しか見たくないわけ?とヒロインに対してムカついた。元いた時代の様に法が整備されているわけでもなし。力がものを言う時代でその甘い考えはいかんだろうよ…。ヒーローはそれよりもさらに古い時代の生まれなのに、考え方が柔軟で優しい。アダムとまさかの関係に驚いた。最後はこれでもかってほどハッピーな終わりかたで、正直ちょっと引いた。『なんじゃそら』って感じ。2013/11/11
nayui
1
★★★☆☆
ametrine
1
シリーズの中で、こちらと四作目がとてもよかった☆2009/11/18
ponsuke
0
☆4 印象の悪かったアダムの正体にびっくりした。基本的に幸せな結末が大好きなのでこの話は面白かったです。未来からのプレゼントをサーシンが見当違いに利用するところも笑えてよかった。翻訳の仕方もきっと上手なのでしょうね。2015/05/18