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内容説明
若い神の彫刻さながらの完璧な顔立ちと、ヴァイキングの戦士のような肉体を誇る伯爵ホーク。16世紀のスコットランドに住む女性は皆、彼に心を奪われていた。しかも人間だけではなく、妖精の女王までもが彼の魅力のとりこになってしまった。それを知った妖精の王は逆上して、お抱えの道化に命じる―絶対にホークに恋をしない未来の美女をホークのもとに送り込み、彼を苦しませてやれと。道化が白羽の矢を立てたのは、類まれな美男にだまされて辛酸をなめた20世紀の女王エイドリアン。否応なく16世紀にタイムスリップさせられた彼女の運命は果たして…?「ロマンティック・タイムズ」批評家賞に輝く熱い興奮に満ちたヒストリカル・ロマンス。
著者等紹介
モニング,カレン・マリー[モニング,カレンマリー][Moning,Karen Marie]
1964年、オハイオ州シンシナティに生まれる。インディアナ州のパデュー大学卒。『ハイランドの霧に抱かれて』がデビュー作で、「ロマンティック・タイムズ」誌の批評家賞でベスト・ヒストリカル・タイムトラベル賞を受賞、アメリカ・ロマンス作家協会のRITA賞にも二部門でノミネートされ、大手書店のベストセラー・リストに名を連ねた
上條ひろみ[カミジョウヒロミ]
神奈川県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
59
美しすぎる男に嫉妬した妖精王。その謀略で、なんの関係もないのに16世紀スコットランドにタイムスリップさせられたエイドリアン。あっちもこっちも嫉妬を引き金にこじれていて、ジェラシー狂想曲といった印象。筋骨隆々のイケメン・ホークを想像しようとしたら、ホークスの〈ハリーホーク〉しか思い浮かばず、うっとりできなかった。残念。2019/12/30
こばまり
22
ウホ☆16世紀のハイランドでは妖精までもがマッチョマン。ヒストリカルでありながらパラノーマルな設定で、ヒロインのキャラも含めいろいろとツッコミどころはありますが、腹筋の割れた伯爵が全身全霊で愛してくれるのですもの。こまけーことはいーんだよと堪能致しました。2014/03/30
hotmilk
10
ずっと気になっていたシリーズ!タイムトラベルや妖精がでてくるのでどうかな~?と思っていたけど、結構面白かった。まさか、まさかと思っていたら、マッチョな男が実は妖精だったという展開には笑っちゃった。ヒーローはあまりハイランダーらしさは感じなかったけれど、女たらしとして知られている割には温かい家庭を夢見て手作りの子供部屋を作っていたり、とても純粋で愛情深くて良かった。ヒロインは少し頑なすぎたかな~?この続きも読んでいこうと思います。何気に今回の悪役アダムブラックの話が気になる!★32014/06/29
Yoko
8
「アウトランダー」シリーズと出会って“ハイランダーもの”というジャンルがあることを知ってしまった私が食指を伸ばしたのがこの作品なのですが、魔法や妖精が絡んでくるので何でもありで正直ストーリーとしての薄さは否めず、逆に歴史を深く織り込んだアウトランダーの質の高さを思い知ることになりました。2014/10/29
ちゃろ
6
⭐️⭐️再読。タイムスリップ&妖精もの。ヒーローがヒロインに惹かれるけど、ヒロインは拒絶。もうちょっとワクワク感が欲しい。2015/06/02
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