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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うたまる
2
25歳の時にカナダの田舎で動物病院を開業した獣医の七転八倒記。22篇の実話エピソードからなる話は青春譚あり、人情噺あり、艶聞あり、悲喜劇ありで最後まで飽きさせない。加えて、雄大な自然と素朴な住民、可愛い動物たちと、キャスティングも贅沢な限り。そして最大の魅力はユーモアと下品さに溢れたその多彩な表現力。「もうたくさんだ!40リットルぐらい浣腸液を注入された感じだよ」「世の中にはケツの穴みたいな連中がうじゃうじゃいるってのに…」など、口の悪さを大いに愉しむ。最終話での失敗からどう立ち直ったのか、続編へ進もう。2016/05/22
guu
2
獣医師ペリンさんが大学卒業と同時にカナダの片田舎で開業した当時を振り返る涙あり笑いありのノンフィクション。ここまで書いちゃうか~って内容でしたが、流石はカナダで大ベストセラーになっただけあって非常に楽しめました。雨に打たれようが、寒さに凍えようが、汚物にまみれようが、プレッシャーや不安に押し流されようが、寝る間を惜しみひたむきに飼い主とその動物たちに向き合おうとするペリン獣医師の奮闘振りには感嘆。パワーアップしたらしい第二弾が楽しみ。2010/04/06
shibatay
0
再読2012/06/29