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内容説明
深夜のブルックリン。一本のカセットテープを聴いている。亡き妻レネが気に入った曲を集めて作ったミックステープだ。懐かしい曲がかかれば、一瞬にしてあのときのあの場所へ。ポップカルチャーが盛り上がっていたあの頃、僕はライオンのハートをもつ女の子に出会い恋をした。内気で冴えない僕と情熱的なレネ。共通点のない僕らを、音楽が結びつけた。それからはいつも一緒だった。結婚して5年、あの日彼女を突然喪うまでは…。ミックステープを並べれば人生のアルバムができあがる―愛と音楽をめぐる、本当にあった物語。
著者等紹介
シェフィールド,ロブ[シェフィールド,ロブ][Sheffield,Rob]
1967年ボストン生まれの音楽評論家。音楽ライターとしてヴィレッジ・ヴォイス誌をはじめ、数多くの雑誌に寄稿し、ローリング・ストーン誌ではポップカルチャー全般を取り上げたコラムを担当している。実体験を綴った『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』は2007年に刊行され、デビュー作にしてNYタイムズのベストセラーリストにランクインした
雨海弘美[アマガイヒロミ]
東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベルるるる
10
著者は音楽評論家。ローリングストーン誌などに寄稿している。その著者の実体験をつづった本。内気で音楽おたくだった著者が大学院で恋に落ち結婚。相手も音楽おたく。そして5年後、たった今まで元気だった妻が突然死する。生きていけないほどの悲しみの中で暮らす男の物語。愛と喪失と再生が、カセットテープに録音された音楽と共に描かれていく。2016/01/22
kobbanova
0
過去に作成したミックステープを聴きながら、急死した妻との思い出と自分の人生について振り返る。ズルズルと引きずり続ける姿勢の甘酸っぱさに胸キュン。2013/01/14