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内容説明
9世紀のハイランドの戦士キアン・マッケルターは、仇敵の魔術師トレヴェインの罠にはまり、悪妖精の聖遺物である鏡のなかに幽閉されてしまった。彼ら二人は聖遺物のおかげで永遠の命を授かり、21世紀まで生き延びる。だが、そんな折り、偶然が重なって、鏡はトレヴェインの手を離れ、アメリカの女子学生ジェシーのもとに送られてしまった。復讐の炎を燃やしつつ千余年を過ごしてきた魅力的な男性キアンの存在を知ったジェシーは、何とか彼を救おうとするが、鏡の奪還をもくろむトレヴェインが彼女に迫る…。波瀾万丈の傑作ロマンス・ノベル。
著者等紹介
モニング,カレン・マリー[モニング,カレンマリー][Moning,Karen Marie]
作家。1964年、オハイオ州シンシナティに生まれる。インディアナ州のパデュー大学卒
上條ひろみ[カミジョウヒロミ]
神奈川県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒崎ディートリッヒ
6
仇敵の魔術師にはめられ、聖遺物の中に閉じ込められた9世紀のハイランダー、キアン。不老不死の呪いがかけられた彼は現代まで生き延び、送られた先はアメリカの大学院生ジェシカの許で?! パラノーマルなヒストリカル・ロマンス。このハイランダーシリーズも、モニング先生のアイルランド妖精シリーズ同様、まだ続いているようですね。そのせいか、終わり方がちょっと曖昧に感じましたが。 相変わらずキアンとジェシカの、ジェネレーションギャップっていうかヒストリー・ギャップ?的な会話が面白かった。「おれの時代では~だった」のような。2014/11/30
をり
3
ヒロインのおっぱいの描写がやたらあって一番印象深いかも^^;ラストが以外にアッサリというのも相変わらず。2014/07/14
Mrs.涼子
3
面白かったぁ。でもヒーローが強靭過ぎて悶々具合が少ないのが不満かなぁ。”女王が選んだ残りの二人の男”が気になるけど、ハイランダー物は暫くお休みのよう。とっても残念。2012/03/08
romance_holic
2
ドクターになることを夢見る大学院生なのかな、普通の現代人らしい女性がヒロインですが、偶然から聖遺物であるヒーローを閉じ込めた鏡の受け取る現場に居合わせてしまったことで、聖遺物を探し求める存在から狙われることになってしまいます。逃げ回りながら絆を深めていく二人。鏡に捉われているヒーローが不意に鏡に戻ってしまうため、いつも不死身の万能のヒーローが助けてくれるわけではなく、ヒロインが奮闘するシーンもあり、スリルに笑いを添えていました。後半は切なさもあって、すっかり物語にのめりこんでしまいました☆ オススメ。2012/04/10
rokoroko
2
ハイランダーものはちょっと苦手。う~ん2013/04/01