内容説明
M‐デイにより激変したミュータント世界。この混乱の最中、新たなる激震がX‐MENを襲う。突如として彼らの前に現れ、圧倒的な力を揮う謎のミュータント。X‐MENのリーダー・サイクロップスを虜にしたその男は自らこう名乗った。「俺はお前の弟だ!」『ハウス・オブ・M』のエピローグとしてX‐MEN新時代の幕開けを飾った「デッドリー・ジェネシス」、待望の翻訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
garth
3
なんでもできる能力を逆手にとって過去を改竄しまくる教授の姿は、まさしくマーヴルのライター陣そのものである。なんでこんなことになってしまったのか……映画版の方がはるかに誠実なのではないか。2011/12/07
えんじ
2
いろいろあるのですが、ネタバレしつつ。 映画X-MENファーストクラスの元ネタなんですね。 例によってスーパーヒーローが現れ、Mデイの後始末。衝撃のネタというのが、実は、サイクロップスには というネタで、話としては、ほぼそれだけ。いかがなものかと思います。2025/03/23
ist
2
エグゼビアに対して持つイメージのまま、清潔で高貴な目標を目指すが独善的で理屈屋。黒いエグゼビアと彼の犠牲になった若いエックスメンと彼らの献身。鬱々とした話で非常によろしい。バルカンは切ない。信じていた教授に裏切られ、大切な仲間を失って。。スコット=サイクロップスの最後の決断は辛いものではあるが、今のエックスメンのリーダーとして相応しい器であると思うし、彼を育てたそのエグゼビアの教育が僅かながらもよい影響を与えたのかもしれないと思うとやはり複雑である。エックスメンファーストジェネレーションに出てきたダーウィ2013/01/19
Y
0
ハウス・オブ・M後のX-MEN を描いています。 スットコさんになんとまだ〇〇 がいた!という事実が判明。 さらに、衝撃の事実が プロフェッサーから語られます。 プロフェッサーひどい・・・という感想 を持ちました。
えんじ
0
歴史としては知っていた、何度目かの新X-MENの転換点となるエピソード。アメコミや萌え系4コマに見られがちな新キャラ登場で事件が起きそして幕を閉じるという典型的なパターンであるものの、やはり面白い。X-MEN的なアレコレにちょっと食傷気味ではあったものの、これは読んで良かった。映画ファーストジェネレーションに、ここから持ち込まれたネタもいくつかあるので、映画版が好きな人も是非。シルベストリの絵がいくつか収録されているのも嬉しい。2014/02/04