内容説明
宿敵レッドスカルの策謀により、キャプテン・アメリカは命を落とした。かつての相棒ウィンターソルジャーは、己の全てを懸けてスカルを追い続けるが、その前に現れたのは、予想だにしない意外な人物だった…。究極のアメリカンヒーローの死に始まる、全18話の大長編ストーリー、ついに完結!新たなる英雄伝説を目撃せよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
7
キャプテン・アメリカの死を描いたデス・オブ・ドリームの続き。バッキーが新キャプテン・アメリカとして成長していく様を描いていく。キャプテン・アメリカになることへの葛藤やその役割の大きさがよくわかると思う。バッキーがこれからどのようにキャプテン・アメリカとして活躍していくのか期待したい。2013/01/04
えんじ
2
再読だと知って、びっくり。知識はあるけど、読んだことがない と、読んだことがあるけど忘れているが混在していて、もはや何が現実やら。MCUドラマにかなり、関係する本。2021/12/20
アン・シャーリー
2
偽キャップ登場! 新キャップはバッキーで、偽キャップは1950年代にキャップをやってたグランド・ディレクターだ! ややこしい!(笑)スティーブ! 帰ってきてくれーっ! スティーブ! いやバッキーがんばってるけど!2017/07/19
1_k
2
基本、コミック系は登録しないが、このシリーズをひと通り読んだので記念に登録。これでもかとアメリカ的な価値観が全面に出ており、興味深く読んだ。単純な「USA! USA!」ではない葛藤も有り、おそらくこれがここ十数年での「アメリカ」なんだろうなあ。あと、「アメコミって大味なんでしょ?」とか、変な偏見を持っていたのは本当にごめんなさい。シナリオが非常にしっかりしていた。絵柄だけは……濃ゆいマッチョばかりである意味面白いけど、やっぱアメリカ人向き、萌え絵を見慣れた日本人の口にはあわねえわ。2013/09/08
Myrmidon
2
後半は新キャプテン・アメリカのデビュー話なので、やや穏当になり、失速した印象。スカルの計画もツメの甘さで勝手に失敗した感じだし。あとモンロー殺害に象徴される、バッキーの過去の重み(罪)があまり解消されていないんで、その辺がモヤモヤする。何より、バッキーには主義も理想も祖国愛もなさそうなんで、「キャプテン・アメリカ」を背負えるのかなぁ、という印象。第一、アメリカで人生送ってないもんね。…そこが逆に現代のアメリカ的ではあるが、現実を反映するだけでなく、そこにどうテーマを織り込むかが見たい。2012/03/28
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