内容説明
超人登録法の是非を巡るヒーロー同士の内戦=シビル・ウォーは、反対派を率いるキャプテン・アメリカの投降によって終結した。裏切り者のそしりを受けるかつての英雄。だが、己の信念を守り通した彼をさらに過酷な運命が待ち受けていた。それは…。マーベルコミックスの象徴たるアメリカンヒーローの死を描き、大ヒットを記録した超話題作、ついに邦訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
12
よくよく考えれば、年始にいきなりなんて本を読んでいるのだろうか。喪失感が半端なかった。シビル・ウォーから直結する物語。前述のイベントに責任を感じ、投降し逮捕されたキャプテンことスティーブ・ロジャース。そんな折、彼は射殺されてしまう。いったい誰が彼を殺したのか。そしてアメリカの象徴の死はヒーローたちにもショックを与えてしまう。そしてヴィランたちにも。とにかく面白く一気読み。骨太である。キャラの掘り下げもうまいし、後編も楽しみ!2013/01/02
アン・シャーリー
3
キャップ死す! しかしトニーはトニーでがんばってるのに(他の誰よりも)バッキーを筆頭にみんなから責められてかわいそう……それだけキャップが偉大だったということで、仕方ねえけど、と思っちゃうけど。2017/07/19
けんじぃ
2
タイトル通り冒頭でシビルウォーの後に出頭したキャプテンアメリカが暗殺されるところから始まる。幻影にさいなまれて苦しむエージェント13とキャップの死の真相を一人で追うバッキーとそれを追うサムとブラックウィドウら。様々な登場人物たちの思惑が絡み合いながら、真相に迫っていくのが面白い。続きが気になった。後、トニースタークの部屋の掛け軸の漢字が若干間違っていてじわじわくる。 映画版ではこれは映像化されたりするのかなぁ。2017/03/22
RIQUA
2
シヴィル・ウォーで逮捕された、キャプテン。アメリカの死から始まる物語。 話題にもなった出来事なので知ってはいたけどやはりショックだね・・・ キャップの死の謎を追って進む物語は先が気になってすぐに読めてしまった。 続きのエピソードも気になるので早く読みたい。2015/07/08
サテヒデオ@ダイナミックひとり
2
タイトルが長い。それはともかく、星条旗カラーのヒーローが死に、否、殺され、その犯人探しとキャップ亡き後のアメリカを描いた作品。ヒーローとヴィランの動きや内面を追うところ多いけれど、一般市民の声にも目配りがきいていて、その影響の大きさに感慨を深くする。2014/06/24
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- 和書
- 標的:麻薬王エル・チャポ