内容説明
「ハウス・オブ・Ｍ」事件により、一夜にして、数百万のミュータントが地上から消え去った。全世界を揺るがせていたミュータント問題が、瞬く間に解決したのだ。しかし、これが解決と言えるのだろうか。ミュータントは、ただ単に消え去っただけなのか…。話題作『Ｘ‐ＭＥＮ／アベンジャーズ：ハウス・オブ・Ｍ』の後日談となる「コレクティブ」編に加え、スパイダーウーマンの謎の行動の真相に迫る「シークレッツ＆ライズ」完結編も収録。人気アーティスト、フランク・チョウのゲスト参加も嬉しい人気シリーズ第３弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
6
セントリーでぶつ切りになったシークレット＆ライズ編とハウス・オブ・Mからの流れからの表題作コレクティブの話。スカーレット・ウィッチがハウス～最後にミュータントなんていなくなればいいという言葉とともに現実改変が行われ世界から大半のミュータントが一般人に戻ってしまうという状態になってしまったわけなのですが、では何の影響もないのかというとそうは問屋がおろす筈もなく、その余波が今回の表題作コレクティブというものに繋がっていく。そして超人登録法なる言葉も出てきていよいよ「シビル・ウォー」への伏線が…。2012/06/01
アン・シャーリー
3
ハウス・オブ・Mの続編、そしてシビル・ウォーへの序章。シビル・ウォーをそれ単体で読んでも、いまいちキャップや他のヒーローたちの超人登録法に対する危機感が理解できなかったが、流れを順に追っていくと、シビル・ウォーがハウス・オブ・Ｍにも匹敵する、あるいはそれ以上の大事件であったことがわかる。キャップはヒーローの中のヒーローであり……そして我々は彼を失う。（あとで復活するけど）2017/07/04
ist
3
ハウス・オブ・Mの後日談。ニューアベンジャーズ結成の記者会見でのキャップの演説シーンは、いかにもであるがカッコイイ。割れ窓理論で荒廃した街を甦らせるインパクト・ポリスについて説明するルーク・ケイジ。こんなキャラだったのか。無骨だが、弱いものを守る、というスピリットを感じるカッコイイ。しかしフランク・チョウのスパイダー・ウーマンとミズマーベルはホントにエロいな、絵が。2013/09/15
tt23836148
2
どういうことなの……？とりあえずアートは滅茶苦茶カッコイイのでアメコミ読んでる！って気分にはなる。2024/05/18
garth
2
出来の悪い子供たちにふりまわされ、ストーリーの都合であっちへこっちへやられるマグニートさんがいちばん不遇な存在のような気が……2011/10/01
