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内容説明
マケーデは27歳のカナダ人モデル。1年半前、ピンヒールをはいた女性ばかりを狙ったシドニーの連続殺人事件に巻き込まれた。彼女の親友が惨殺されその遺体を発見したのだ。犯人探しに乗り出したマケーデも襲われ、犠牲者の一人になるところだった…。この全豪を震撼させたシリアルキラーの初公判がついに開かれる。検察側の証人として再び男と顔を合わせる言い知れない恐怖、遠距離恋愛の末に別れた事件の担当刑事との再会―。極度の緊張と孤独のなか彼女は公判を迎えるが、マケーデに異常な執着を抱く男は、彼女に会えるこの日を待ちわびていた。あるとんでもない計画とともに―。
著者等紹介
モス,タラ[モス,タラ][Moss,Tara]
国際的なトップモデルとして成功したのち、オーストラリアに渡り小説を書きはじめる。23歳のときに書いた初めての小説『探偵モデル・マケーデ 偏愛』(ヴィレッジブックス)は、オーストラリアの新人女流ミステリー作家に与えられるデヴィッド賞の候補になり、ベストセラーとなった。ユニセフの親善大使としても活躍中。現在はシドニー、ロサンゼルス、カナダを行き来しながら、詩人で哲学者の夫と暮らしている
高月園子[タカツキソノコ]
東京女子大学文理学部史学科卒。翻訳のほか、音楽関係の記事や、20年以上におよぶロンドン生活を題材にしたエッセイなどを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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寧々子
2
シリーズ名は探偵モデル・マケーデですが、探偵ぽい行動なんてとりません。 ただ1人生き延びた被害者ゆえに証人として公判に出席するためにオーストラリアに再び訪れるわけですから、モデルの仕事だって少ししかしません。 つまりこのシリーズの売りが極薄になってる気がするんですよねぇ~ 犯罪心理学のトリヴィアに関してはアンディがちょっとだけ披露してましたけど。 最後の方はハラハラドキドキしたけど、全体的にサスペンス感は減った気がする。 第1弾が面白かっただけに残念!!2011/07/07
りり
1
★☆☆☆☆前作のラストに犯人の執念深さを見せてたから大体の展開は予想できて、それ以上のことはなにもなかった。感情表現、比喩や言い回しが陳腐。感嘆詞、疑問符が多用されてる作品は苦手2016/02/04
カサブランカ
0
32015/02/03