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内容説明
1820年3月。名門シンスター一族の男性デーモンは、次々と結婚する従兄弟や兄を尻目に、自由な独身生活を謳歌しようとロンドンからサフォーク州の領地に戻った。が、競走馬の育成に力を注ぐ彼が厩舎で見つけたのはあまりにも意外な人物だった。美しく成長した幼馴染みの女性フリックが男装して働いていたのだ。彼女は後見人の息子が競馬の八百長に加担した疑いがあるため、真相を探っているところだった。デーモンは彼女に協力して、八百長を仕組む裏組織の正体を暴くべく調査を開始する。やがて彼女に心を奪われることになるとは、そのときは夢想だにせずに…。
著者等紹介
ローレンス,ステファニー[ローレンス,ステファニー][Laurens,Stephanie]
スリランカに生まれて、幼い頃にオーストラリアへ移り住み、大学卒業後、イギリスで科学者として4年間働く。その後、オーストラリアへ戻り、ロマンス小説の創作に着手。1998年にシンスター一族シリーズ第1作『この身を悪魔に捧げて』(ヴィレッジブックス)を発表し、ベストセラー作家としての地位を不動のものとした
山田蘭[ヤマダラン]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
「兄ちゃんたちはどうかしてる!おれは絶対結婚しないからね!」と、良夫になる運命が待っていると言われる一家の男子たちが運命から逃れようとあがく様を楽しむロマンス、第4作です。11歳年下の「近所の女の子」に数年ぶりにあったら超美女に成長していてハッキリ言って一目(尻)惚れというていたらくの31歳男子でした。馬を愛する男装の美女。ハチャメチャな行動に出るので最初っから彼が尻拭いの連続。まあ彼女の尻に惚れたんだから仕方ないのかな。ぷぷぷ。2017/10/13
じょう
14
シンスター一族シリーズ4作目。ヒーローは31歳。ヒロインは20歳。どうやら年齢差がネックになる様で、ヒーローが「23歳なら気が楽だったが、20歳となると年端もいかない娘を騙しているような気分に・・・」と気にしてるとこに「一緒やん!」と笑えました。 取り急ぎ下巻へ。2017/02/03
早川珠生
5
こんなに破壊力のある あら を読んだのは初めてだったよ! 余りに行動力が有りすぎて無邪気で暴走気味なヒロインを制御するのに四苦八苦してるヒーローが気の毒だったがどうしてもニヤリとしてしまう類い 段々絡め取られていくヒーローと計算しての行動ではなく天然野生馬系なヒロインが可愛かった2012/05/28
oneoeight
4
ヒロインが自分を男として意識してないと思い込んでガッカリしてるヒーローが楽しい(笑) 今回は段階踏んでくロマンス♪ どっぷりヒロインにはまってくヒーローがいい感じで下巻にゴーゴーL(´▽`L )♪ 2010/11/24
nayui
3
★★★☆☆2011/02/28