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内容説明
類いまれな容姿を誇る不死の妖精アダム・ブラックは、妖精の女王の逆鱗に触れ、人間にされてしまった―しかも、妖精同様、普通の人間には見えない存在のまま。この苦境から脱するには、妖精の姿が見える特殊能力を備えた人間に協力してもらうしかなかった。やがて彼はそのような人間にめぐりあう。ロースクールに通う２４歳の美女ギャビーだ。アダムは必死に彼女を口説いて協力することを承知させた。そしていつしか互いに相手に魅了されていく。だが、ふたりの行手にはアダムの命を狙う敵が…。『ハイランドの白い橋から』に続く傑作パラノーマル・ロマンス。
著者等紹介
モニング，カレン・マリー［モニング，カレンマリー］［Ｍｏｎｉｎｇ，Ｋａｒｅｎ Ｍａｒｉｅ］
１９６４年、オハイオ州シンシナティに生まれる。インディアナ州のパデュー大学卒
上條ひろみ［カミジョウヒロミ］
神奈川県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒崎ディートリッヒ
4
不死身の妖精アダム・ブラックは妖精女王の怒りを買ったせいで、妖精が見えない者には姿も見えないまま人間へと変えられてしまう。途方に暮れる彼が出会ったのは、妖精を見る異能を持ったロースクールの学生、ガブリエルだった。 パラノーマル・ロマンス。ハイランダーシリーズ。今回はこれまでトリックスター的存在だった妖精の王子、アダム・ブラックがヒーロー。アダム、ついに主人公たちを翻弄してきたツケが回ってきましたか、と読んでいて思いましたが彼は思った以上に純粋な性格かも、とも感じます。 妖精女王が一瞬、ドＳに見えてしまう。2014/11/08
をり
3
何千年も百戦錬磨のブラックさんが選んだのが彼女・・・特殊能力以外は普通の子だったなぁ。最後はなんとなく予想はついたけど本当に決断するとは！いいハッピーエンドだった。でもパンツ盗んだらあかんで2014/07/06
oneoeight
2
妖精に人生翻弄されてきたヒロインと好き勝手してきた妖精アダムが人間になるわ力なくすわなお話。あのアダムがヒロインにモンモンしすぎて、彼女のパンツ（使用済）をポケットに忍ばせてるあたりおかしくって笑ってしまった(￣m￣*） でもさ、アダムったら人間になったらイタズラ心忘れちゃって普通にイイ人すぎない？オモシロかったんだけど、あのアダムが小さくまとまっちゃった感も(・ω・;A) けどヒロインの為に決断した事にギュンときた。エピローグの抜け目なさ(財産とか)は、さすが（笑）詰め物度☆５、また読みたい度６０％2010/10/01
yuyuko
1
やっぱりモニングは面白い。シリーズ通して魅力的なフェロモンをまき散らしていたあのアダム・ブラックが迎えたハッピーエンド。最終的に、予想外のポジションに収まったのには非常に驚き！2010/08/30
ちはや
1
敵の最後があっけなく片付いたような。。まぁ、敵さんも自分にとって一番最悪の罰を受けたんだから自業自得。ひとつ疑問なのが帯の台詞は元カノ台詞じゃない？ヒロインも言った？ヒロインといえばアイリッシュらしく強気で負けず嫌いで果敢に立ち向かっていく様子とそれに振り回されるヒーローがコミカルに描かれてた。それが可笑しくて☆特にバナナ(爆)2010/08/28
