- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
内容説明
ニューヨークの若き女性弁護士ユリアは、失踪した父の行方を追い、遠い異国ビルマへやってきた。高名な弁護士である父はビルマ出身の移民。けれど、白人の母と結婚し、成功の階段をのぼりつづけてきた父がこれまで幼少期について語ることはなかった。いったい父になにが起きたのか―?手がかりは「ミミ」という女性に宛てた、父の古い恋文。ミミを探す旅のなか、ユリアは偶然訪れた一軒のカフェで見知らぬビルマ人男性に声をかけられる。彼は静かに語りはじめた。かつてこの地に生きた盲目の少年ティンと、足の不自由な少女ミミ、ふたりのあまりに静謐で美しい愛の物語を…。ラスト30ページで明かされる奇跡の愛の結末とは―ドイツで22万部突破感動のベストセラー。
著者等紹介
センドカー,ヤン‐フィリップ[センドカー,ヤンフィリップ][Sendker,Jan‐Philipp]
ジャーナリスト、作家。1960年ドイツのハンブルク生まれ。ドイツの代表的週刊誌“シュテルン”に勤務し、ニューヨーク特派員、アジア特派員を長く務める。2000年に“Risse in der Grosen Mauer”と題した、中国をテーマにしたルポルタージュを刊行。『鼓動を聴いて』は、同じくアジアを舞台とした著者初の文芸作品として発表され、ドイツの読者のあいだに深く静かな感動を呼ぶ話題作となった。家族とともにポツダム在住
たかおまゆみ[タカオマユミ]
ドイツ語翻訳・通訳者。前・内閣府男女共同参画会議専門委員。教育学修士。現在、進行性の難病と闘いながら執筆活動に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
pom*
ヒマワリ
bctfh
葉月