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内容説明
昼はマイアミ・デイド郡警察で働く鑑識チームの好青年。しかしながら、夜は血に飢えた連続殺人鬼―それがデクスター・モーガンの人知れぬ日常だ。獲物は自分と同じ冷酷な殺人者たち。だが彼の二重生活は、ある奇妙な事件を機に思わぬ方向へと転がりだす。被害者は全身を切り刻まれて、生きたまま放置されたヒスパニック男性。あまりの凄惨な現場にだれもが戦慄するなか、デクスターだけは見たこともない手口に好奇心をおぼえ、“公私”ともに犯人を追いはじめる。やがて捜査関係者と犯人の意外なつながりが浮上し、第二・第三の被害者が…。話題沸騰!衝撃の海外ドラマ『デクスター』原作第2弾。
著者等紹介
リンジー,ジェフ[リンジー,ジェフ][Lindsay,Jeff]
ニューヨークやロンドンで劇作家として活躍したのち、ミステリー作家の道に。2004年のデビュー作“Darkly Dreaming Dexter”(邦訳『デクスター幼き者への挽歌』ヴィレッジブックス)がエドガー賞、バリー賞、CWA賞、マカヴィティ賞など数々の賞にノミネートされ、ディリー賞を受賞。現在はフロリダ在住
白石朗[シライシロウ]
1959年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ボーダレス
14
ダークヒーロー、デクスターの活躍を描いたシリーズ2作目。今回は生きたままの猟奇的殺傷事件のグロさとアメリカンジョークにブラックユーモアのオンパレード。展開らしい展開とか、スカっとするような活躍は皆無で私には合わなかった。2018/12/16
富士山やま
12
これはさすがにアメリカでもTVドラマにはできない。えぐい!殺人者をターゲットにした連続殺人鬼・デクスターでさえも真っ青なドクターダンコ(名前は可愛い…)怖すぎ!ドラマとは全く違うけど、面白かった~(こっそり言うべき?)チャトスキーもドークスも散々でした~ドラマ同様、デボラは恋人選びのセンスがかなりオカシイ。第三弾はドカンと拍子抜けするそうなのでスルーします。2016/09/16
うぱるぱ
2
一作目よりかなり読みやすくなってて良かった。デクスターのジョークは面白い。ふざけすぎではあると思うけれど凄惨な殺人事件なのに雰囲気が暗くならないのはこれのおかげかな。2024/07/03
じょじょ
2
アメリカンジョークは好きになれないけど デクスターのセンスは好き。2018/12/01
Michiko
2
テレビシリーズには無かったエピソード。宿敵ドークスはテレビドラマでも悲惨な末路を迎えるけれど、ドラマとは全く違う犯人とドラマとは全く違う方法。なんかどちらも可哀想。面白かったので「夜の観察者」もアマゾン書店に購入を申し込んでしまいました。こういうのが好きと書くと性格疑われそうなのだけど。2013/06/28