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内容説明
女教師のコンコーディアは、設立されたばかりの怪しげな寄宿学校から、生徒である4人の可憐な少女を連れ出すことにした。さまざまな状況証拠から、学校の真の目的が少女たちを高級娼婦に仕立て上げることだと確信したからだ。逃げる途中の彼女たちに救いの手を差し伸べたのは、アンブローズという名の私立探偵。彼の家に匿われているうちに、コンコーディアと彼はたがいに相手に魅了されていく。だが、学校を経営するロンドンの暗黒街の男が、少女たちを奪還すべく姦計を企てていた!19世紀の英国を舞台に巨匠クイックが贈るヒストリカル・ロマンスの新たなベストセラー。
著者等紹介
クイック,アマンダ[クイック,アマンダ][Quick,Amanda]
カリフォルニア大学で図書館学の修士号を取得し、企業や自治体の図書館司書を勤めたのち、1970年代後半に作家に転身。これまでに100冊以上の作品を上梓し、アメリカ出版界で不動の地位を築いている。また、ジェイン・アン・クレンツ名義で、現代を舞台にしたロマンティック・サスペンス小説も多数発表している
高田恵子[タカタケイコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いぼいのしし
4
サスペンスな感じでおもしろかった。お年頃の4人の女の子達から監視されてたら、イチャイチャ出来ないな。2013/07/15
すっちゃん
2
⭐️⭐️⭐️ さくさく読めて面白かったが、最初から、話が出来過ぎ感満載。まあ、ヒーローがヒロインにメロメロなのは良い。またでて来た「きみはわたしになにをしたのだ。」2017/08/08
kokorika
2
苦労人の二人が幸せになり、家族ができてよかった。日傘のエピソードもステキでした。2011/08/19
寝惚け魚
2
さくさくと読めて楽しめました、さすがアマンダ・クイック。それにしてもヒロインの言葉遣いの丁寧さは面白かった、訳者のなせる技か、原文もそんな感じなのか気になるところです。2010/09/03
hitomi
2
★★★☆ 真面目な主人公二人。アンブローズは依頼人から報酬をほとんどもらわないでどうやって生計立てているのかと思ったら・・・そういうことだったのね。それにしても、いくら女性を尊重しているからって、プロポーズをコンコーディアにさせるのはちょっと・・・。今回は悪役がちょっと物足りなかったせいかいまいち盛り上がりに欠けたような(・。・;けど、生徒たちとアンブローズの友人たちがユーモア溢れて癒された♪2010/03/09