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内容説明
テリーは腕のいい大工だったが、ちょっと人生につまずいてしまった。暴力沙汰で刑務所入り。出所したところで金も仕事もなく、妻にも捨てられ今じゃ屋根裏部屋で居候暮らし。やむなく近くのピザ店「カーロ」でデリバリーの仕事に就く。個性派揃いの店の従業員に助けられ、テリーが自分の生活を取り戻しはじめた矢先、嫌われ者の同僚が店の駐車場で刺殺された。前科のせいで容疑者扱いされるテリー。明らかにもっとあやしい人物がいるのにもかかわらず、だ。一向に進まない警察の捜査に業を煮やしたテリーと仲間たちは、自分たちで犯人探しを始めるが…。小さな田舎町を舞台にした働く男たちのミステリー。
著者等紹介
鈴木恵[スズキメグミ]
早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うまる
25
【ピザ特集①】新しい職場での出会いによって、どん底から立ち直っていくのが面白かったです。ミステリそっちのけで、人との出会いや、ピザ屋&大工の仕事話を楽しめました。つまづく原因になった事は、きっちりやめてるし、基本まじめで仕事に一生懸命な野郎軍団なので、応援したくなります。野郎軍団に負けず、女性達も個性的な人が多いので、登場人物がいる割に読み易いです。名前に関係ないあだ名で呼び合うって良いですね。良い意味じゃないのもあるのに、お互いの過去や特徴を理解し合ってるのがステキです。主人公だけ定着しないのも面白い。2023/11/15
DONA
12
ミステリーとしては物足りない感じではありましたが、その他の部分では面白かったです。主人公のテリーを始め、彼の親友や悪友たちが魅力的で、あっさりしているけど熱い関係が素敵でした。2011/06/17
ハルト
11
読了:○ ミステリとしてはゆるいけれども、ピザ屋の仕事仲間たちとわいわい事件を追いかけ解決していく過程が、とても楽しそうでよかったです。2013/10/30
Radwynn
11
ご都合主義と云えばご都合主義、全ての事柄がうまく廻り過ぎかもしれない、でも、読み終わっていい気分になれるってのがコージー・ミステリの本領だとしたら正に本領が発揮された作品なんじゃないかな。コージー・ミステリには珍しく男臭い男どもが主人公、甘いレンアイの匂いがしないのも私には読み易く、事件があまり進展しない割にはサクサクと読み進めちゃいました。トレーラーハウスやショッピングモールの片隅のレストランでの朝食風景、ピザ屋の一日…そういったアメリカンな片田舎の暮らしぶりも面白い。シリーズなので次も読もう。2011/12/12
nirokuya
11
読書会の課題図書。アメリカの片田舎が舞台のガテン系マッチョ兄さん'sによるコージーミステリ。良く食べ、良く飲み、良く笑い、良く働く。そんな感じのお話。主人公以下出てくる人物達それぞれが本当に個性的で、その会話がテンポも良い上に心地好いからすいすい読めたのかも。読んでいて素直に楽しかった。続編も読もう。2011/10/29




