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内容説明
ブロードウェーの人気女優リーは、姿なきストーカーの存在に悩まされていた。そんな折り、夫ローガンとともに山小屋で過ごすことになった彼女は、ひと足先に目的地へ向かった夫のあとを追って車を駆るが雪山で事故にあい、重傷を負う。しかし、真っ先に駆けつけてくれるはずの夫は、いつになっても現れなかった。彼はなぜか行方を絶ってしまったのだ。不安と焦燥に駆られるリーにやがて救いの手を差し伸べたのは、マイケル・バレンテという名のハンサムな大富豪。彼は殺人罪で服役した過去を持つ悪名高い人物だった。果たして彼の目的とは…。
著者等紹介
マクノート,ジュディス[マクノート,ジュディス][McNaught,Judith]
大学で経営学を専攻し、卒業後は航空会社に入社。その後、ラジオ局や映画会社に勤務したのち、1983年に作家としてデビューした。以来、ヒストリカル・ロマンスや現代が舞台のサスペンス・タッチのロマンス小説などを多数発表し、ベストセラー作家として不動の地位を築いている
瓜生知寿子[ウリウチズコ]
英米文学翻訳家。やまのまや、江木真枝のペンネームで、ハーレクイン社ロマンス・シリーズ、サンリオ出版シルエット・ディザイアの訳書も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokorika
2
舞台女優のリーは、夫との待ち合わせの山小屋へ行く途中事故に合う。その後夫と連絡が取れず、やがて夫の遺体が発見される。悲嘆にくれるリーを何かと助けてくれる前科者で大富豪のバレンテ。上巻はロマンス色は薄く、刑事たちの捜査が詳しく描かれている。刑事のサムと警部補マコードの二人の関係も気になる。そして明かされるバレンテの正体、下巻でのリーとバレンテのロマンスの進展が楽しみです。2021/10/11
たまきら
2
事故に合ったヒロインが目覚めると夫が失踪していた…。不幸のどん底に落ちる彼女を支えてくれるのは意外な人物。つか、きゃー!こんな男性がいたらいいなあ!2014/10/25
kokorika
1
才能ある舞台女優のリー。夫ローガンが見つけた隠れ家的なコテージで休暇を過ごすために出かけ、交通事故にあい怪我をして病院に運ばれる。夫ローガンは雪山のコテージで消息不明。そして事件となりバレンテという、昔から警察に告発されながら逃れている男が犯人として捜査対象に上げられる。リーも始めはうさんくさく思っていたが、彼は何かと助けてくれる。警部補のマコード、部下のサム、今後の捜査の展開と、二組のカップルの成り行きが気になる。2024/01/04
RainDrop
1
後半はメインカップル置いて、刑事のカップル描写が続き、この小説は刑事ラブサスペンスだったか? という雰囲気だった。事件の筋を追うための配役カップルなのだろうけれど、一冊に2組のカップルがあると興味も分散されるかな。2018/09/30
ネフェルティア
1
ジュディス・マクノートのコンテンポラリーは今回初めて読んだ。上巻を読んだ限りでは、そんなにロマンス色は少ないかな。でもマイケルの正体が早い段階でわかったので下巻に期待。2011/04/21