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内容説明
王女であろうと、闇の女王に捕らわれたら、待っている運命はひとつ―それは「死」。しかしメリーが暴いた幻の媚薬をめぐる陰謀は、彼女の正体を明らかにしてしまう。媚薬がもたらしたものは、それだけではなかった。王族たるにふさわしい強力な魔力が、ついにメリーに宿ったのだ―。それを知った女王はメリーを許し、次期王位継承者候補として宮廷にに召還する。帰郷が決まるやいなや、次々と仕掛けられる扇情的な誘惑。だがそれは、王座を争う敵がメリーの命を狙って張りめぐらした、きわどい罠だった!女王選りすぐりの美しき近衛兵たちは、身を挺して王女を守ることを誓うが…。
著者等紹介
ハミルトン,ローレル・K.[ハミルトン,ローレルK.][Hamilton,Laurell K.]
アメリカ・アーカンソー生まれ。大学で文学と生物学を学び、動物保護施設でボランティア活動をしながら執筆活動を続け、1993年にアニタ・ブレイク・シリーズ第1巻『十字の刻印を持つふたり』(ヴィレッジブックス)でデビューを果たす。現在は夫、娘とともにミズーリ州在住
阿尾正子[アオマサコ]
横浜生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
11
王位継承者の一人としてメリーは宮殿に戻ると伯母から一族の血統を残したいから3年以内に自分の近衛兵たちと子供を作れと命令される。さらに伯母の息子ケルと子作りを競い、先に子供ができた方に王位を継がせて自分は王位を退くと…。面白かったけれど、まだ王位継承のゴタゴタの入り口なんだよね。お気に入りは影の王ショルト、白銀のフロスト、海神バリンサスの三人。フロストは初登場時にツンデレ枠だとビビッときたけれど、予想以上に不器用な人でハートに突き刺さった。バリンサス回が待ち遠しい。2021/03/18
seri
10
面白かった!何だろう、18禁乙女ゲームってこんな感じなのかな…と。タイプの違う美形男性達が命懸けでヒロインを守り、華やかな宮廷、渦巻く陰謀、息つく暇ないアクションに官能。豪華過ぎて目が回りそうな設定の中、聡明でしたたか、だけど優しさも合わせもつヒロインに痺れました。さすがアンシーリーの王女、強い強い。近衛兵達との関係が今後どう変わっていくのかが気になります。ただの逆ハーモノで終わらないて欲しいな。2013/07/09
アネム
8
再読2018/08/19
詩歌
7
多産一族の為、少子化に悩む妖精の王位争いに巻き込まれる主人公。三年以内に子供をもうける、王位レース。かなりアダルト仕様の乙女ゲーム。いちゃいちゃは無い分、読みやすかった(笑)2014/04/22
mayuri(Toli)
5
いやー、このお話にここまでハマるとは思わなかったです。 何より、メリーをまもる近衛兵たちが魅力的。黒のドール、銀のフロスト、緑のゲイレン、白のリースと青のバリンサス。それにゴブリンのキットー。どの近衛兵も甲乙つけ難くて、みんな魅力的に見えてしまいます。 でも、強いて言うならお気に入りはドール、フロスト、リースかな……。 また、メリーも守られてばかりじゃなくて、自分、あるいは近衛兵たちを守ってやるぞ、という気概が感じられて素敵です。ある意味では、メリーが一番男前かも……。 2012/08/22
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