ヴィレッジブックス キーライム・パイはため息をつく

フルーク，ジョアン【著】〈Ｆｌｕｋｅ，Ｊｏａｎｎｅ〉/上條 ひろみ【訳】

フリュー（2008/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 474p／高さ 15cm
• 商品コード 9784863320819
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

レイク・エデンで三郡合同の大きなフェアが催されることになった。町中がお祭りムードだが、ハンナはふだんどおり〈クッキー・ジャー〉を開きながら、お菓子コンテストの審査員をしたり、美人コンテストに出る末妹ミシェルの応援をしたりと大忙し。おまけに愛猫モシェの様子がおかしいので、心配で夜もよく眠れず、お疲れ気味の毎日だ。なんとか日々を過ごすなか、フェア会場でロデオショー一座の売上金盗難事件が発生。刑事のマイクから相談されたハンナは、会場に並ぶ甘いお菓子と睡魔の誘惑を振り払いながら調査を進めるが、さらに大事件が起こり…。ハンナのいつもの名推理は大丈夫。

著者等紹介

フルーク，ジョアン［フルーク，ジョアン］［Ｆｌｕｋｅ，Ｊｏａｎｎｅ］
アメリカ・ミネソタ州の小さな町で生まれ育つ。教師、心理学者、ミュージシャン、私立探偵や花屋の助手、クイズ番組のアシスタント・プロデューサー、映画脚本の手伝いなどさまざまな職業を経験した後、１９８０年に作家としてデビュー、以後ヤング・アダルト、スリラー、ロマンスなどさまざまなジャンルで活躍する。現在は南カリフォルニア在住

上條ひろみ［カミジョウヒロミ］
神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[坂城 弥生]

ライムとキーライムは別物なのか…

2021/09/23

[ななりー]

シリーズ第９弾。レイクエデンでフェアが行われ、ハンナはお菓子コンテストの審査員として参加。パイやケーキ・クッキーなどなど美味しそうなお菓子がたくさん出てきました。でも一番気になったのはカロリーがとんでもないというチョコバーフライ。アメリカンなお菓子っぽそうだけど食べてみたい。相変わらず殺人事件の第一発見者となったハンナ。今回はマイクをちょっと見直したかな。それでもノーマンの方が好きだけど。ノーマンがモシェのことをでっかいくんって呼ぶのが好き。でも２人共いい男でハンナを想っていて素敵ですね。

2016/07/01

[みとと50]

ドロレスの企みって何だろう。ハンナ上手い事お水ドボン作戦にママを乗っけてご満悦。マイクの仕事に対する姿勢って極々ふつうのコトだとしか思えず何だか？？？ま、今回も色々美味しそうなカロリー高そうなアレコレが登場しますがなんといってもアレですよ。あんなものを揚げてしまうだなんて思いもしませんでした。この本の中の一番のびっくりでした。

2013/12/11

[はるき]

　常に忙しく、良い人特有の延々と続く「やることリスト」に四苦八苦するハンナ。良い人なのに、今回もまた殺人事件に巻き込まれて…。「サザエさん的お約束」なのに楽しく読めます。

2022/02/05

[メルモ]

お菓子探偵ハンナシリーズ第９弾。レイクエデンで近隣の三郡合同の大きなフェアが開催されることになった。町中がお祭り騒ぎの中ハンナはお菓子コンテストの審査員をしたりミスコンに出る妹ミッシェルの応援をしたり大忙し。おまけに愛猫のモシェの様子がおかしいので夜も眠れず・・・。なんとか日々を過ごす中、フェアで売上金の盗難事件発生。マイクに相談され調査をすすめるハンナは、いつもの如く死体を発見してしまう。死体はお菓子コンテストで一緒に審査員をしていたウィラだった。ハンナは犯人探しをすることに。

2014/12/28