内容説明
物語の舞台は、10年前に発生した“同時多発無気力症”による災害から復興を遂げた“綾凪市”。高校生の神郷慎が、弟の洵と共に、長男で警察署長である諒と10年ぶりに再会した頃、綾凪市は様々な猟奇事件に襲われていた。一連の事件に潜む組織を、独自に追いかける諒。偶然、事件に巻き込まれた事から、異形の姿をした“ペルソナ”を覚醒させる慎。その瞳の奥に何か謎めいたものを感じさせながら二人を見つめる洵。そして、あの日―。ある決意を胸に、諒は雪原へ向かい、謎を秘めたまま、失踪してしまう。諒の失踪後、慎たちの前に現れた真田から知らされる驚愕の事実―。はたして慎は…?そして洵は?再び出会った3人の兄弟。運命のペルソナの行方は―。
著者等紹介
勝沢哲也[カツザワテツヤ]
8月13日、東京都八王子市生まれ。専門学校卒業後、数社を経て、フリーランスのライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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