ヴィレッジブックス新書
「品格バカ」が多すぎる

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  • サイズ 新書判/ページ数 195p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784863320680
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

内容説明

他人の品格をとやかく言うのは、はっきり言って下品です。努力して身につくものではないのだから、悪あがきはやめればいい。身近なおバカぶりを軽快に切ってみれば、自分なりの「品格」を探すヒントが見えてくる。

目次

1 やりすぎバカ―「品格をもちたい」と思うばかり、イタイことになってます(必死の形相でアンチエイジングするのはおよしなさい―若作りは往生際が悪い;謙そんしすぎは、威張っているよりタチが悪い―金持ちに、庶民の気持ちはわからない。美人に、ブスの気持ちはわからない ほか)
2 かんちがいバカ―その品格、なんか間違ってませんか?(ブランド物を身につけても、品は簡単に身につかず―ロバはブランド物を着ても馬にはなれない;高級ファッションで、中身も高級に…とはいかないのが現実なり―デザイナーズ・ブランドだってしょせん吊るしです ほか)
3 ゆるすぎバカ―こんなこともわからないなら、品格語る資格なし!(「領収書を切っておごる男は出世しない」の法則―え、それも経費?セコくてケチは信用できない;他人の不幸話は誰だって耳をふさぐ―自己主張より客観性 ほか)
4 ひねくれバカ―それで品格あるつもり?品格は自分で作るもの(「みんなも言ってた」って、文句を言いたいのは結局自分でしょ?―誰かの名前を出してトラブルに巻きこむ人には要注意;せっかく親切なのに、恩着せがましい人―したほうもされたほうも、さらっといけば品よくおさまる ほか)

著者等紹介

島村洋子[シマムラヨウコ]
1964年大阪市生まれ。1985年に「独楽」で第6回コバルト・ノベル大賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れんこ

10
品格云々と言う以前のことをちゃんとしましょう、と。私も気をつけなくちゃ。テンポ良くて読みやすかったです。2014/06/23

ophiuchi

5
「品格」という言葉に抵抗感があったのは著者と同じだったが、読んでいて「あんたもあの人達の仲間だろ」と思うこともしばしば。2013/08/26

frosty

4
「ごもっとも!」と思う箇所が、多い本だった。特に、「権利は欲しい、リスクはお願いしますって最悪」の章のフェミニズムについては、ずっと上手い表現を見つけられないでいたから、「そう、そう! まさにこれ!」と感じてしまった☺️2020/11/11

myon

3
品格うんぬんで他人を批判する人のバカさ加減を訴えているのだと思いきや、著者の信じる「品格」を外れている人への批判が多く、内容が薄っぺらい。 あとがきの「おまえにだけは品格について言われたくなかった、と私に向かって言ってほしい」の一文ですっきりしました。2012/04/24

メカメカ

3
「品格」の氾濫に苦言を呈した本・・・という感じか。 しかし、正直それは余計なお世話ですよね?という内容もチラホラ。正直それほど読むに値すると思える内容は多くないように思った。しかし、確かに品格があると自分で思っている、なってない人は多いように思う。品格は色々な要素があって、1つの正解はないのかもしれないが、求めていかないといけないものなのかもしれません。2017/03/20

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