内容説明
赤ちゃんが欲しい。なかなか妊娠できなくて焦っている。―そんな気持ちにがんじがらめになっていませんか?からだとこころが固くなればなるほど受胎率は落ちてしまいます。不妊に苦しみ、45歳で自然妊娠した著者がみずからの体験から得た、試してみたい妊娠のコツ。
目次
1 デキる女は妊娠しにくい?
2 こころとからだに隙をつくりましょう
3 キレイになることからはじめましょう
4 赤ちゃんとダイエットの不思議な関係
5 からだ全体をととのえましょう
6 ともだち夫婦はいったん解消?
7 ダメな奥さんになりましょう!
8 心配事や怒りを抱えていませんか?
9 赤ちゃんを上手に待ちましょう
10 「不妊」というレッテルを剥がしましょう
著者等紹介
久美沙織[クミサオリ]
1959年岩手県生まれ。上智大学哲学科卒業。大学在学中から小説家デビュー。『丘の家のミッキー』(コバルト文庫)シリーズは大人気となり、少女たちのカリスマ小説家となる。現在は軽井沢で、作家の夫・波多野鷹氏と、45歳で出産した愛娘・咲耶ちゃんと動物に囲まれながら暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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袖崎いたる
4
妊娠したい人向けの本。コウノトリっていう概念が面白い。女体に子宝を授ける存在を名指している言葉なんだけど、コウノトリに振り向いてもらうためには「女らしさ」を身につけないといけない。女らしさってのは受け身の姿勢であり、楽な姿勢でいることであり、男にとって価値があるといった属性。一見して「なんで男に媚びなきゃならないんだ〜?」ってなりそうだけど、違うんだ。それはエゴでしか自分の体を見れてないからで、コウノトリの概念を参照すれば、それは「生殖する女体」に照明が当たる。これは単に妊娠の問題系じゃなく、幸福にも係る2021/04/15
teddyagogo55
2
治療などの技術的な情報については専門の本に委ねるとして、子供を望むひとりの女性として心構えやライフスタイルを考えるのに1番役に立った本がこの本。不妊治療がツライ、苦しいと感じた時に、ぜひ一度手にとってほしいです。私にとっては、久美さんの言葉にそっと背中を押してもらうことができ、そして、ついつい当たってしまいがちな夫への感謝の想いを思い出すことができ、やさしい気持ちになることができる1冊でした。リラックスしてやさしい気持ちで赤ちゃんを待ち望むためにオススメの1冊です。2014/01/04
おちおち
0
ちょっとおちゃらけ過ぎ感はあったけど、その気持ちがわからなくもない。ここに書かれていたような部分でいえば自分は受け身だから周りも楽観的に対応してくれているのかも。2016/02/23
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