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内容説明
１８１８年、英国のケンブリッジシャー。名家に生まれながらも自立し、家庭教師として働く２４歳の女性ホノーリアは、外出先から帰宅する途次の林の中で、銃で撃たれて虫の息になっている若者を発見した。何とか応急手当をしようと努める彼女の前に現れたのは、巨大な黒馬を乗りこなす逞しい男、通称デヴィルことシルヴェスター・シンスター。彼は第６代セント・アイヴズ公爵であり、撃たれた若者は彼の従兄弟のひとり、トリィだった。折悪しく襲ってきた嵐を避けるため、ホノーリアたちは近くの小屋に避難し、そのまま一夜を過ごすことになるが…。
著者等紹介
ローレンス，ステファニー［ローレンス，ステファニー］［Ｌａｕｒｅｎｓ，Ｓｔｅｐｈａｎｉｅ］
スリランカに生まれて、幼い頃にオーストラリアへ移り住み、大学卒業後、イギリスで科学者として４年間働く。その後、オーストラリアへ戻り、ロマンス小説の創作に着手。１９９８年に『この身を悪魔に捧げて』を発表して、ベストセラー作家としての地位を不動のものとした
法村里絵［ノリムラリエ］
英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち～
30
名家の出でありながら自立心旺盛でアフリカを旅する夢を持つホノーリア。帰途を急いでいた所、林の中で銃で撃たれ重傷の若者を見つけ、応急処置を施していた。困った所に現れたデヴィルと呼ばれる公爵に助けられる。冷静に対処し、聡明なホノーリアと即座に結婚の意思を固めるデヴィルに対し、自立を求めるホノーリアは固く拒絶する。亡くなった従兄弟を銃殺した犯人を追う、デヴィルを筆頭とする固い絆で結ばれたシンスター一族。犯人は何者か？そして、押しまくるデヴィルと、策略を練ってはデヴィルに挑戦するホノーリアの行く先は？下巻へ！2019/12/07
veri
9
惚れた方がやっぱり負け？バーシンスター開幕〜♪デヴィルかわいそうwwホノーリアちゃんがまぁ頑固で苛めまくるもんだからデヴィルも形無し。デヴィルも徹底抗戦の構えだけど、ホノーリアが一枚上手に見えるなぁ。多分最後まで彼女が彼を引っ張りまわし続けて、挙句に窮地に陥るんだろうと思うので、デヴィルがいつ降参するのかを楽しみに次巻へ。2016/06/15
まみ子
8
出会ってすぐにこの人は自分の妻となる人だと決め、押しの一手で迫りまくるヒーローとそんなヒーローを上手く交わしつつも惹かれていくヒロイン。二人の攻防戦も面白いですが、ヒーロー従兄弟の殺人事件の真相が謎のままなので気になって、ワクワクしながら下巻へ。2017/10/07
カナリア
4
２人の関係は発展するのか？！トリィの死の真実に先にたどり着くのはどっち？？？下巻へ。。。。2012/12/08
ささじゅん
3
目を細めたり眉を上げたり鼻を鳴らしたり忙しい。。。感想は下巻で！2015/05/22
