生死自在

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784863301580
  • NDC分類 180.8
  • Cコード C0315

内容説明

人は如何にして「生死自在」の境地に達するのか?人は死んだらどうなるのか、いかに生きるべきか。日露戦争のさなか、そのような切実な質問がチベットから帰ったばかりの河口慧海のもとに寄せられた。慧海はそれらの質問に答えるために講演会を行った。そこで彼は、他宗教と比較しながら仏教の真髄をコンパクトにまとめて伝えた。生死自在の境地とは?不殺の戒を持つ仏教者は戦争にどう向き合うべきか、などの疑問にも答える名著。現代表記による改訂新版。

目次

生死自在を説明する必要
仏教真実義を説明するの理由
真理を了解する困難
宗教の定義を述ぶるの必要
有神教の定義
悟性教の定義
両定義の欠点
宗教の起こりし理由
現在宗教に就いての証明
自家宗教の定義及び解釈〔ほか〕

著者等紹介

河口慧海[カワグチエカイ]
仏教学者、僧侶。大阪府堺市生まれ。哲学館(現・東洋大学)、黄檗山万福寺に学ぶ。仏教の原典を求め、単身チベット探検を敢行、明治34年(1901)日本人で初めてチベットの首府ラサに到達する。大正2年(1913)2度目のチベット入りを果たし、チベット大蔵経等を将来する。帰国後、大正大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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