内容説明
現実の出来事もフィクションのそれも、所詮人間がやらかすこと、人間の頭の中で練り合わされた言葉の構造物って誰か言ってた…。人はとにかく言葉で動き動かされる…。たとえ生きてくのが大変でも、とかく「個人的事情」に縛られがちな毎日であっても、頭の片隅に暗澹とした世界を拒む意識だけは置いておきたい。(「かっこう、毛だらけ」から)。語り合うことは言葉を、言葉の檻から解放すること。その鍵を捜すための風刺戯話4種。
著者等紹介
岩崎保則[イワサキヤスノリ]
1953年、広島県三次市生まれ。島根大学卒業。家守、作家。著書『声にならなかった声』(七つ森書館)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 日本文学大年表 (新版)