ここすぎて水の径

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863291263
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

1993年春から2001年秋、石牟礼道子は何を見すえていたのか。『苦海浄土』『十六夜橋』『天湖』『水はみどろの宮』『アニマの鳥』など数々の名作を生んだ思想と行動の源流へと誘うエッセイ集・珠玉の47篇。

目次

春の雪
地の底の青い川
おけらは水の祭

石蕗の花
炎のまわり
丘の上の麦畑
麦の畝
水門
ウソ温泉の水瓶のこと〔ほか〕

著者等紹介

石牟礼道子[イシムレミチコ]
1927年、熊本県天草郡(現天草市)生まれ。1973年、季刊誌「暗河」を渡辺京二、松浦豊敏らと創刊。マグサイサイ賞受賞。1993年、『十六夜橋』(径書房)で紫式部賞受賞。2001年、朝日賞受賞。2003年、『はにかみの国 石牟礼道子全詩集』(石風社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryohjin

15
仕事場での日常の中で書かれたエッセイが47編。地域の自然の様子やできごと、幼い日の思い出や年長者から聞いた話などが語られています。山の神や狐が日々の生活の中に存在している世界の中で暮らす人々。方言による語りが生き生きとその有り様を表現しています。高所の集落の住民の神に捧げる神楽が神秘的な魅力をたたえています。そんな世界を「近代」が蝕んでいく。干上がったダムの底から水没したかつての集落の遺物や墓碑を見つける話は悲しい。自然と交感しながらの暮らしが自然を尊重し守ってきたことを強く感じました。2024/05/22

カネコ

3
2016/03/14

卍ザワ

2
初めての石牟礼道子になる。熊本を代表する、郷土の偉人になるが、今まで敬遠していた。しかし、どういった心境の変化か、自分でもわからないが、とりあえず比較的読みやすそうな本書を手に取る。逝きし世の面影が綴られて、「んべえ」が登場したりと、今まで読んだエッセイとはだいぶ趣きが違うが、同じ熊本の田舎育ちからか、かろうじて琴線に触れる。自分より下の世代の同郷人は、本書にある、水俣や天草の逝きし世の面影に、どういった感慨を抱くのだろうか。2023/05/17

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