目次
第1章 『ハムレット』の悲劇性―ハムレットと二人の女性の愛と悲劇の意味(ハムレットと生の輝き;ハムレットの「狂気」の謎;悲劇の美しきヒロイン像―オフィーリアの真価;魂に黒い汚点を隠す女 ガートルードの悲劇―ハムレットの母親はどこまで「罪深い」か)
第2章 苦悩する愛―『オセロー』の悲劇の意味(愛の倫理と言葉―高潔なオセローの愛の退廃;『オセロー』は人種差別主義の劇か)
第3章 パラドックスと真理の在りか―『リア王』の悲劇 コーディリアの愛と死の意味
第4章 『夏の夜の夢』における三界と愛(愛の主題と「夢」、「変身」、「取り違え」;想像力と躍動する文体の美学)
第5章 『お気に召すまま』の光と影―美しい人生と愛とは
著者等紹介
熊谷次紘[クマガエツグヒロ]
宮崎県出身、広島大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在広島修道大学商学部教授。1983~84年英国バーミンガム大学シェイクスピア研究所にて在外研究、2006年8月~9月同研究所客員研究員、2006~07年米国フォルジャー・シェイクスピア・ライブラリー(ワシントンD.C.)特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 張衡の天文学思想