内容説明
わが国初にして世界的水準の本格的註解。本信仰告白に取り組む教職、神学生、知識を求める長老・信徒にとって必読の書となるであろう。理解を深める巻末の「資料篇」、さらに「図表」(6点)を附録。ウェストミンスター信仰告白を歴史的、分析的に解釈するために資するものとして、著者が作成したいくつかの文献の詳細な目次を掲載した「資料篇」、および「図表」(6点)を附録とする意図は、ウェストミンスター信仰告白の解釈にあたって、資料が取り扱う事項の概要や人物・事柄の歴史的位相をある程度念頭におくことがきわめて重要だからである。これらの資料と図表は、また、これまでに出版された信仰告白の註解書、研究書類を学び評価するための、共通の参照枠(frame of reference)を提供するものとなることが期待される。
目次
聖書について
神について、また、聖三位一体について
神の永遠の聖定について
創造について
摂理について
人間の堕落について、罪について、また、その罰について
人間との神の契約について
仲介者キリストについて
自由意志について
有効召命について〔ほか〕
著者等紹介
松谷好明[マツタニヨシアキ]
1944年福島県生まれ。一橋大学社会学部卒。神戸改革派神学校(3年中退)、英国トリニティ・カレッジ神学校ならびにブリストル大学大学院(Dip.Th.)に学ぶ。日本キリスト改革派教会‐日本キリスト教会‐日本基督教団に所属し、福島、ロンドン、福岡、東京、館林(群馬)、河内長野(大阪)で45年間伝道に従事、2016年3月隠退。元・聖学院大学総合研究所特任教授(ピューリタニズム研究室長)。学術博士(Ph.D.)。現在、日本基督教団上総大原教会(千葉県いすみ市)を協力牧師として応援中(2023年3月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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