内容説明
人間の心の至聖所である霊性を、三位一体の神である聖霊の働く場所とする、場所論的聖霊論。さらに、その場所において神と人間の関係を考える。
目次
十分に展開された聖霊論の必要性について―ファン・ルーラーによる相対的に独立した聖霊論の意義
神と人の関係―ファン・ルーラーの聖霊論における神律的相互関係
西田哲学のキリスト教的展開―小野寺功の場合
聖霊の内住―人間の霊および世界において
キリストとわたしとの神秘的合一の場所論的理解
ファン・ルーラーの聖霊論的場所論的理解
聖霊論的思考について―ファン・ルーラーと小野寺功
植村正久における霊性と場所論的理解
まことの信仰とは何か
著者等紹介
栗田英昭[クリタヒデアキ]
1943年中国・山東省済南市に生まれる。現在、日本キリスト教会多摩ニュータウン永山伝道所牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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